カズオ イシグロ
2011年 06月 27日
彼を知ったのは某テレビ番組。
イギリスではかなり有名な作家。
著書『わたしを離さないで』は衝撃的な内容の本。
映画化もされて、今、金沢フォーラスで上映中。
私は同じ時期に本を読み、映画を見ることができた。
とても重い作品でとても恐ろしく感じた。
臓器提供するために生をうけ、隔離された施設で育てられる。
臓器提供が仕事なので、将来を夢見る事は必要ない。老後はおろか中年だってない。
仕事を成し遂げた時は死ぬときなのだから。
提供は一度だけではなく、三度四度と続くときもある。
そしてその子たちは20才前後の若者なのだ。
映画での
四度目の提供で肝臓を取り出したあと、モニターの波形がピーと水平になって
全てのスイッチがきられる・・淡々と作業する医師たち・・この場面が忘れられない。
同じ人間として心も感情のあるのに
提供を受ける側と、する側で、どこがどう違うのか。
本当に重い作品だった。
今こうしてつぶやいてはいるが、2,3日は心が重かった。
そういえば動物でのクローン生産みたいなのが、盛んに行われた時があって
わが町にもクローン牛が放牧されていたけど、
施設が閉鎖になった今、あの牛はどうなったんだろう。
イギリスではかなり有名な作家。
著書『わたしを離さないで』は衝撃的な内容の本。
映画化もされて、今、金沢フォーラスで上映中。
私は同じ時期に本を読み、映画を見ることができた。
とても重い作品でとても恐ろしく感じた。
臓器提供するために生をうけ、隔離された施設で育てられる。
臓器提供が仕事なので、将来を夢見る事は必要ない。老後はおろか中年だってない。
仕事を成し遂げた時は死ぬときなのだから。
提供は一度だけではなく、三度四度と続くときもある。
そしてその子たちは20才前後の若者なのだ。
映画での
四度目の提供で肝臓を取り出したあと、モニターの波形がピーと水平になって
全てのスイッチがきられる・・淡々と作業する医師たち・・この場面が忘れられない。
同じ人間として心も感情のあるのに
提供を受ける側と、する側で、どこがどう違うのか。
本当に重い作品だった。
今こうしてつぶやいてはいるが、2,3日は心が重かった。
そういえば動物でのクローン生産みたいなのが、盛んに行われた時があって
わが町にもクローン牛が放牧されていたけど、
施設が閉鎖になった今、あの牛はどうなったんだろう。
by kerontamama
| 2011-06-27 14:18
| 映画・本・コンサート・美術館
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